プロフィール

ちょっと息抜きに経歴をお話しいたします。

学歴

・ド田舎中学出身
・ド田舎高校出身(偏差値39
・高校で十何年ぶりの国立K大学数学科合格

見ての通り、上の経歴から高校の経歴はよくないです。
数学が好き、というより数学しかできませんでした。

まず皆さんに言えることがあるとすれば、

高校が全てではありません!!!

高校受験失敗談

私は高校受験に失敗しました。
当時、合格発表を見に行き、自分の数字がなかったのを見て、目の前が真っ白になり、
倒れそうになったのを今でも覚えています。

家族のなんと声をかけてよいか分からない空気。
自分の不甲斐なさ、将来への不安。

全てがどうでもよくなり、高校へも行けないのかと絶望した日が続きました。

何故高校受験に失敗したのか。

・自分に見合った高校を選ばなかった
・得意科目しか勉強しなかった
・塾に行って勉強した気でいた

受験した高校は定員割れ(例えば50人募集で45人しか受験者がいなかった)でした。
ここでも勘違いし、定員割れしていれば合格すると思ってました。
当然、募集の基準値を達していないため見事に不合格。
まだ募集している公立の高校を受験し進学しました。

高校の校風は正直悪く、授業レベルも低いものでした。

・数学はⅠ、Ⅱ、Aのみ(本来はⅠ、Ⅱ、Ⅲ、A、B、Cとあります)
・理科も生物、化学のみ(物理、地学はない)
・とりあえずヤンキー多め
・部活動は野球のみ

国立大学進学への転機

どうやって国立大学に進学したのか。
きっかけは3者面談の時です。
当時の担任は今年から教師となった人で、数学の教師でした。
私はまだ高校受験の失敗を引きずっており、気力がありませんでした。
母親が担任に高校受験に失敗し、大学への進学は諦めたほうが良いかを相談していました。

大学進学は可能です

どうせこの人は嘘を言っている。レベルの低い高校だから馬鹿にしている。
私はそこで初めて担任の目を見た。

もちろん本人のやる気次第ですが。
明日から朝6時に登校してもらえば、数学は教えます。

担任の目は噓を言っている目ではなく真剣に私を見つめていました。
まだ、大学にいけるかもしれない。そう思うと涙が止まりませんでした。
そこから3年間毎日数学を教えてもらいました。

受験失敗時のアドバイス

志望校に落ちてしまった、または落ちてしまうことへの不安、焦りもあるでしょう。
ですが、志望校へ行くことが何も人生の全てではありません。
3年間高校にいて良いこともたくさん気づけました。

・学生達は皆まっすぐな考えだったこと
・授業のレベルが低いこともあり、テストで高得点を狙いやすい
・先生たちは基本暇なので個別で指導を頼みやすい

もちろん賢い学生もいますが、基本は皆勉強嫌いの人が多かったです。
なので裏表はなく、実直な人が多かったため、陰湿なイジメなどはありませんでした。

成績表は5段階評価になります。つまり、
偏差値が高い、低い高校でも「5」は同じ「5」なのです!
そのため推薦入試ではかなり有利になります。
苦労して入った高校と、レベルを落として入った高校だと成績に差をつけやすいと考えれます。

また学生が多いと放課後や空いた時間に他の学生が質問にいったりし、自分のために時間をほとんど割いてもらえないです。
暇ではなかったかもしれないですが、職員室に行けばほぼフリ―でいるので質問し放題です。

夢を持つこと

最後に、何のために勉強をするのか。どうして勉強が必要なのかをお話しします。

今あなたのやりたいことまたは何ですか?

すぐに答えれる人は何をするべきか分かっている人です。
答えられない、または迷っている人。別に悪いことではないです。

ただ、生きていると色々な発見があります。
明日にはあれになりたい、これをやってみたいと考え方が変わるかもしれないです。
その時に今から勉強!だと遅いかもしれません。
なりたいものの選択肢は多いほうが良いのです。

例えば最近多いなりたい職業でyoutuberがあります。

私も、youtuberになりたい!だから勉強は不要だ!

これは間違いですね。
youtuberがダメではなく、その考え方に問題があります。
・youtuberになりたい
⇒面白い人になりたい、動画を編集してみたい、企画を考えてみたい。。。などなど
このように視野を広げると自分のやりたことが少しずつ見えてくるのではないでしょうか。

ただ勉強するだけでは正直身が持たないです。
何をするために、勉強を頑張るのほうが長続きします。

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