ここでは数学が本当に最初からわからない、今更人には聞けなくなってしまった人を対象としたサイトとなります。
正の数、負の数について
数学で一番最初に出てくる壁が正の数、負の数です。言葉の通り、
正の数(正数)は0より大きい数字
負の数(負数)は0より小さい数字
となります。
正数は小学校から使ってきた数字そのものでここは大丈夫ですが、
負数は新しく出てくる割には説明もあまりないです。
下の図を見ていきましょう。
0より右が正の数で左が負の数です。
小学校では+や-の記号は足し算や引き算といった計算時に用いてましたが、数字に記号がついてますね?
これは数字に対して正か負かを判断するためにつけているのです。
正数例:+1、+5.5、+⅗、77、0.01
負数例:-1、-8.3、-99/100、-3.14
もちろん小数も、分数についても正負を付けることができます。
![](https://sugakusukisuki.com/wp-content/uploads/2023/07/正負-1.png)
負の数を使った計算
まず最初にお伝えすることがあります。
数学ではなんでだろう?どうしてこうなるのだろう?と考えることはとても重要です。
全てを理解しようとしているあなたはとても立派です。
ですが、分からないことを時間かけて結局わからなくなって諦めてしまう人をよく見ますがこれでは時間ももったいないです。
なので最初はそういうものなのだとたくさん問題を解き、後から理解すればよいです。では見ていきましょう
掛け算は以下のようになります。
①正×正=正
②生×負=負
③負×正=負
④負×負=正
ちょっと文字だけだと難しく見えますので数字にしてみましょう。
①例:3×5=15、100×0.5=50、+8×(+10)=80
②例:5×(-10)=-50、12×(-
③例:-4×5=-20、-100×(+10)=-1000、-
④例:-5×(-3)=15、-100×(-0.2)=20、-½×(-5)=
どうでしょうか?数字で見てもらうとわかると思いますが、
計算自体は今まで全く同じ!!
ただ記号の-がついているだけなのです!
どうして負の数をかけると正や負になるの??と考えてよく分からなくなってしまうのが多いので、ここは上でお伝えしたそういうものだ!と一回忘れましょう。後から理解すればよいだけなので。
※補足
計算をしていくなかで負の数が( )になっているのがありますよね?
例① 3+(-2) 例② 10×(-0.5+5)
この( )はなんだ?と思いますが全然難しく考えないでください。
例①の( )は記号が連続してしまうので( )をつけているだけです。
※3+-2だとわかりづらいですよね
例②の( )はまず( )の中を先に計算しようってことです。
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