【基礎固め高校数学Ⅰ】不等式と方程式って違うの???どこよりも分かりやすく解説

高Ⅰ

不等式方程式って何が違うの???計算の仕方が変わってしまうの???
安心してください。方程式が分かっていれば不等式も難しくありません。

方程式はx = 3だったり、y = 5と、「=(イコール)」で求めるものがほとんどです。
不等式では不等号を用いるものでx > 2や y ≦ 3と、答えを求めるものとなります。
見た目は簡単ですが、もう少し深く見てみましょう。

方程式の解を図で書いてみる

タイトルの通り、方程式で求めた解を図で書いてみます。
例えばx = 3を図で書くと以下のようになります。

赤丸の箇所がx = 3ということです。
ここは中学での数学でも出てきているので分かっている方も多いはずです。
では不等式はどうでしょうか。

不等式の解を図で書いてみる

ではx ≦ 3 と x > 4の二つを書いてみましょう!
書いてみると以下のようになります。

まず、赤の x ≦ 3を見てみましょう。
3のところに赤丸で左に線が伸びています。
x ≦ 3は言い換えると、xは3以下の数字全てを含むため3以下全てを囲んでいます。
ここで大事なのは3のところを塗りつぶしているところです。

次に青のx > 4を見てみましょう。
4のところに青丸で右に線が伸びています。
x > 4も言い換えると、xは4より大きい数字全てを含むため4より大きい全てを囲んでいます。
ここで大事なのは4のところを塗りつぶしていないところです。

図で解答しないといけないときに、この塗りつぶす、つぶさないが大きく関わってきます。

連立不等式を解いてみる

では実際に不等式を用いた問題をみていきましょう。

上の例題では特に計算は必要ないです。
x が -2以上でかつ、3未満ということです。
このまますぐに答えを書いてもよいのですが、図に書いてみましょう。

赤がx ≧ -2で青がx < 3です。
この二つが交わっているところが答えの範囲となります。
よって、
-2 ≦ x < 3
が解答となります!

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