確率の計算でサイコロを使った問題が多いと思います。
今回はサイコロの確率を学んでいきましょう。
確率とは
確率の文字はかなり親しみがあり、テレビや会話などでも日常的に目にすることがあると思います。
その通りで、コインの表、裏だったり、宝くじだったりと確率は使われています。
ではサイコロの確立について見ていきましょう
サイコロ1個の場合
サイコロを振り、「5」が出る確率は???
答えは
です。では、「1」なら?
知ってるよって人の方が多いと思いますが、
サイコロ1個だとどの目も確率同じです。
サイコロ2個の場合
基本的にはサイコロが2個での問題が多いです。
サイコロの出目は1,2,3,4,5,6の6パターンです。
これが二つあるので6パターン×6パターンの全部で36パターンあります。
では、問題を見ていきましょう。
問題
ただこれだけだと簡単すぎるので、問題を出すとすると、
サイコロを2回投げて、出目の和が「3」になる確率は?
確率の考え方は色々あり、また解き方も色々あります。
大事なのは結果であり、過程はあまり気にしなくてよいです。
一般的な解き方は次の二つが挙げられます。
・求めたいサイコロのパターンを書いていく
・全パターンの表を作成しチェックをつけていく
各々にはメリットがあり、デメリットもあるので好きな方を使用するのがよいかと思います。
では、説明していきます。
求めたいサイコロのパターンを書いていく
今回の問題ではサイコロを2回投げ、出目の和が「3」となる確率なので、
(1回目の出目、2回目の出目) = (1、2)と(2、1)
の二つとなります。
よって、36通りある中の2つなので、
となります。
この解き方のメリット、デメリットは以下となります。
・問題を解く時間を減らせることができる
・解答用紙や、問題用紙でメモを書くときにゴチャゴチャしない
・パターンの抜け漏れがしやすい
全パターンの表を作成しチェックをつけていく
サイコロの確立でかなり効果的な解き方がこのグラフを作成するです。
![](https://sugakusukisuki.com/wp-content/uploads/2023/08/確率.png)
こんな感じで表を作ります、丁寧に書く必要はありません。
上の1~6は1回目に投げた時のサイコロの出目で、
左の1~6は2回目に投げた時のサイコロの出目です。
どのように使うかは想像通りかと思います。
![](https://sugakusukisuki.com/wp-content/uploads/2023/08/確率結果.png)
しらみつぶしに1個ずつチェックしていく方法です!
結果2つ〇で残り全てが×です。
全部で36通りあり、2つ〇なので、
となります。
この解き方のメリット、デメリットは以下となります。
・パターンの抜け漏れがしにくくなる
・イメージが付きやすい
・表を書き、しらみつぶしに確認するので時間がかかる
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